英語環境を作るということ
Cecil Vibenius
英語の環境をつくること ー ”ご家庭でできるだけ英語の環境を作ってあげてください”と私達も常に親御さんに伝えるようにしておりますが、ではどうやって英語の環境を作ってあげればいいのでしょうか。”分かってはいるけれど実際どう作ればわからない”、”自分がカタカナ英語だからあまり子供には話したくない”などという声を沢山ききます。
セシル先生の故郷、スウェーデンでは母国語がスウェーデン語なのに大人もお年寄りも子供たちまでみんな英語が上手です!ほとんどの人が高い英語力を持っています。セシル先生は、小さいうちから常に英語を聞いていた覚えがあると言います。ではどんな英語の環境があったかというと、TVをみても色んなチャンネルで常に英語が流れていたり、スウェーデン語で流れるニュースや番組でも必ずサブタイトルは英語である。外に出てレストランなどに行っても必ず英語のメニューはある。外国の映画が常にTVでやっているので小さいころから自然に英語が耳に入ってきたなど、つまりは自然に沢山英語を聞いたり英語に触れていたそうです。
日本に来てから子供英語教師を長年務め、日本の子供達が英語を学ぶのに必要な事が沢山ある!と言います。それは、できるだけ早いうちから家で英語を聞く習慣をつけ英語の環境を作る、趣味(ゲームでもスポーツでも何でもいいです)があるならそれを英語でやってみる、なんでもいいので自分の好きな事を少しの時間でも英語でやってみる、それぞれのシチュエーションに合わせて遊び感覚のように英語を学んでいくことがとても大切だと言います。マニュアル通りに英語を学んでもそれが言葉になって発話できるようになるまでにはすごく時間がかかります。1日のうちでほんの少しでもいいので英語の時間を作ってはみませんか?運転や家事をしている時だけは子供と一緒に英語の歌のCDを聴くでもいいですし、自分の好きな洋楽を一緒に聴くでもいいです。またジブリの映画を英語で観てみる、おままごとを知っている単語を使ってやってみる、など何でもいいそうです。ただ大事な事は子供と一緒に英語で何かをするということです。お父さん、お母さんのまねが大好きなお子様は少なからず英語の音に興味を持つことでしょう。親御さんの日々の努力がお子様の英語の上達につながっていきます。
教室でも自然に英語を学べるよう、アクティビティーやゲームなど体で英語を覚えてしまうようなレッスン内容を沢山取り入れています! 天才的と言われる幼児期の語学能力を無駄にせず、どんどんご家庭でも英語の音を聞いて、お子様と一緒に楽しんでくださいね。